リグリット前職までのご経歴や、入社した理由について教えてください

S新卒時には製造業に就職しましたが、キャリアの選択肢を広げられる業界を検討する中でコンサルタントの存在を知り、コンサルティング業界へ転職しました。複数のコンサルティングファームで製造業向け業務改革プロジェクトを中心に手がけた後、2020年にリグリットに参画しました。現職を選んだ理由は「人」です。一部の創業メンバーとは、弊社が設立される前から関わりがありましたが、それ以外のメンバーも面接の中で私のキャリアについて踏み込んで話をしてくださるなど、非常に人間味があることが分かりました。他の会社にはない社員の人間性に惹かれ、現職に参画しました。

D創業当初からインターンとして参画していた同期に紹介されたことをきっかけに、2019年に大学を卒業後、新卒一期生として入社しました。入社を決めた理由は、自分が今まで出会ってきたビジネスマンの中でもトップクラスの実力を誇る経営陣を目の当たりにし、「この人たちと働いてみたい」「若いうちはこの人たちから盗めるものを盗みたい」と感じたからです。また、20代は修業期間とすることを覚悟していたため、分野問わず多くの経験をできる環境を求めており、弊社が適切と判断しました。

R新卒で大手総合系コンサルティングファームに入社し、3年弱勤務したのちにリグリットに入社しました。転職理由は、前職のファームと比べて、より大きな裁量をもって本質的なコンサルティングサービスを提供できる環境だと感じたためです。前職では大企業が故に一人が担う役割の大きさに限りがあることや、決まりきったサービスしか提供できない環境だったこともあり、2,3年目あたりから、成長曲線の低下、クライアントの真の課題解決に貢献できてないという課題意識を抱いていました。そんな中友人の紹介で社長の山木さんとお話しする機会があり、課題感を解消するには最適な会社なので、入社してみないかと誘われたこときっかけに、面接等を通じて社の様子を確認し、参画を決意しました。

入社後、リグリットにはどんな印象を抱きましたか

D学生時代は裁量が大きいとされるベンチャー企業でインターンし、多くの仕事を任せてもらっていましたが、リグリットは比較にならないほど裁量が大きいと感じました。スタートアップ環境では、各々が役割を果たすことが重要であり、気づいたことは自分が行動しなければ誰もしないため、入社当時からオーナーシップとコミットメントを強く意識したことを鮮明に覚えています。また、創業当時から自分がやりたいと手を挙げたことはGrit(やり切ること)を条件に挑戦させてもらえる文化があり、メンバー全員にチャレンジ精神が根付いている印象です。挑戦する分、多くの失敗が付きまといますが、最後の責任は取ってくれる経営陣がいることで何度でも打席に立つことができる環境だと感じています。

Rオーナーシップとコミットメントの意識は私も同感で、各社員のマインドセットがしっかりしているという印象を持ちました。昨今のコンサル業界は、大量採用によって会社に所属するだけで満足するサラリーマンコンサルが発生する等、人財の質低下が叫ばれています。一方リグリットは一人一人が何かをやり抜くことを信条として、生半可なことではへこたれないようなマインドを持っていると感じますし、そういう人は最初躓いたとしても、後々伸びていくと思います。日々のデリバリーで言うと、クライアント企業の規模の大きさや、クライアントカウンターパートの職位の高さには驚きました。スタートアップというと、相対するクライアントの規模等で大企業に劣ると思われがちですが、私の経験からしてそこは前職と変わらないなと感じました。

S経営的な観点から言うと、経営判断スピードの速さや、メンバークラスから経営に関する問題提起・解決策の提言ができる環境が特徴だと思います。この特徴があるからこそ、メンバーである自分自身も組織の歯車ではなく組織を動かすドライバーの一つだという意識の醸成につながるのだと思います。また、デリバリーの観点からは、「クライアントと伴走しながらプロジェクトを進める」ことが特徴だと思います。各プロジェクトでは、クライアントと協議を重ね、成果を上げるプロジェクトが多く、クライアントとともに走り続ける意識が高い人が多いなという印象です。

日々のコンサルティング業務でやりがいや楽しさを感じる点を教えてください

Rありがちな回答になってしまうかもしれないですが、クライアントから相談事を持ち掛けられるようになった時にやりがいを感じます。単なる御用聞き、高級文房具としての役割でなく、伴走者、パートナーとしてクライアントから価値を認められた証だと思うので、自身が貢献できていることが実感でき、とてもやりがいを感じます。もちろん、相談事を解決することが最終ゴールではありますが笑

Sコンサルティング業務を行う限り、知らないことが日々出てくること、難しい問題に直面すること、そして自身が出した解に対してクライアントが納得しないことは日常茶飯事です。また、それらの解決に至るまでの道筋は本当に地道で、コツコツと一つ一つ積み上げていくしかありません。こうした直面する課題や地道な作業に対して、努力ができる人が本物のコンサルタントだと考えており、コンサルタントになりたての頃は苦痛だったことが、少しずつできるようになったという実感ができたときは、やりがいを感じますね。

D確かに、できることが少しずつ増えていくことや、見える景色が少しずつ広がっていく感覚、そしてそれがクライアントに評価してもらえることがやりがいにつながっている気がします。コンサル業界を志望する理由の一つに、早く成長できるから、ということがあると思いますが、成長はあくまでクライアントへの価値提供の結果、実感できるものだと思うので、クライアントから評価をもらえると努力が報われた感覚があり、やりがいにもつながりますね。

今後リグリットでどのようなキャリアを形成したいと考えていますか

S僕の場合は、特定領域のエキスパートになりたいです。コンサルタントは常に企業の変革を支援する立場であり、企業のプレゼンスを高めるためには自身のスキルを高める必要があると考えています。その循環を続けながら、当社の中ではもちろん、市場で見てもこの領域はこの人だ、と認知され自分のブランドを確立していきたいですね。

R今までコンサル業界一筋だった僕は、会社経営・事業運営の経験を積んでいきたいと考えています。コンサルタントは様々な業種の経営課題を扱うので貴重な経験は積みやすい分、あくまで第三者であり、”相談者”の範囲を超えないと考えています。実際に事業運営をしているクライアントに対する、本当の意味でのパートナーになるには、自身も会社経営や事業運営の経験を積む必要があります。当社の事業運営経験を通じて、地に足ついた、深みのある示唆を出せるようなコンサルタントになりたいです。

D私はコンサルタントとしてのスキルを磨きつつ、将来的には事業サイドで活躍できるビジネスパーソンになりたいと考えています。リグリットは一般的なコンサルティングファームとは毛色が異なり、「CxO Firm」を標榜する人材輩出企業を目指しています。そのため、社内には無数のキャリアパスが存在している一方、若手でCxOを体現する実例がまだありません。 そのため、直近の目標はコンサルタントとしてクライアントに期待以上の成果を示すことはもちろんですが、自分がCxOを体現することと考えています。日々自己研鑽に励み、自分が1stペンギンとしてキャリアの軌跡を描くことで、他のメンバーに自分の進む道に間違いがないことを示したいです。結果として、現環境での自身の成長の最大化に繋がれば良いと思っています。

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